犬は動く物を追いかける習性があります。ボールを追いかけてしまうのも、前をバタバタ走ったら後をついてくるのもこの習性によるものです。
気付いて、体を起こし、立ち上がって、追いかける、という一連の動作には、多くのエネルギーが必要です。
これを頻繁に行っていると、疲れてストレスが溜まります。そうすると神経が高ぶり、なかなか体から疲れが抜けません。
なので、犬が「つい追いかける」ということをしないでいいように人間側が気をつけてあげましょう。
「つい」ではなく、走る必要があるとき、また走りたいときに走るだけで十分です。
次のことに気をつけましょう。
①ボール投げはしない
投げられたボールはついつい追ってしまいます。なのでボールで遊ぶときは、犬自身が自分で遊ぶか、もし犬がボールで遊んで欲しそうだったら、ちょっとだけ転がす程度にしましょう。
②家の移動はゆっくりとした動作で
家の中での移動もバタバタしていると、つい追いかけたり、追いかけようと構えたりしてしまいます。
家の中では犬が追いかけようと思わなくていいようにスローペースで動きましょう。
最初は「ゆっくり動こう」と気をつけないと難しいですが、慣れるとゆっくり自然に動くことができます。
毎日スローペースで動くと人間も疲れが溜まらずにいいですよ。
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