遊んで!のカプカプ甘噛み

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特に子犬は、遊んでいる時などに人の手にカプカプと軽く噛みついてくることがあります。

遊んで遊んで!と言っています。ひらひらと動く人の手に興味を持って、どんな感触かを噛むことで確かめていることもあります。

子犬は遊んでいるつもりでも、人間にとってはちょっと痛いので、つい手をパッと引っ込めがちです。とっさに、やめて!と怒ってしまうこともあるかもしれません。しかし、叱ったりすると犬は興奮し、イライラ興奮の強い噛みつきになってしまいますので、くれぐれも気を付けましょう。

まずは、なるべく早い段階で、且つ命令的にならないように、「あれ、ちょっと痛いな。落ち着こうね」と伝えることが大切です。
具体的には、カーミングシグナル=相手をなだめるボディランゲージを使います。体の動きを止めてじっとする、顔をそむける、横を向くなどです。噛めないように、手を衣服や布団の中に隠してしまうのもいいでしょう。

足を噛む場合は、完全に立ち止まったり、しゃがんだりしましょう。しゃがんだら飛びつく犬もいるので、犬が一番冷静になれる方法をさぐってみてください。

また、ごく小さな声で「いたっ」と言ってみたり、ハッと驚くような表情をしたりすることでも、犬には十分伝わるのです。

興奮してからでは、自分で判断したり制御したりすることが、なかなかできなくなってしまいますので、タイミングが遅れないようにしましょう。

このような対応を続けていると、「あれ?これって痛かったんだね?」と気づいてくれるでしょう。つい歯をあててしまっても、「ごめん、これは嫌だったね」という様子で、パッとはなすようになるのです。犬の学習能力は本当に凄いです。

甘噛みをする犬は、単に加減が分かっていないだけということが多いのです。本来、親や兄弟犬とのコミュニケーションの中で学んでいくことですが、早期に親兄弟から引き離され市場に出されて、学ぶ機会を失ってしまっているためです。

犬同士のコミュニケーションは誤解されている部分もありますが、よく観察してみると、子犬の甘噛みに対して、怒りをぶつけたり攻撃し返したりはしていません。「ウッ」と言ったり、ほんの少しビクッとしたりする程度で、気持ちを伝えているようです。

また、室内に長くいることで刺激が足りず、ストレスが溜まってしまっているために、カプカプと噛んでしまっている可能性もあります。もし、サークルやケージに閉じ込めていたらそれをやめて、自分の好きな場所でのんびり過ごせるようにしてあげましょう。
人や犬の少ない自然豊かな場所に連れて行き、のんびり遊ばせてあげることも、ストレス発散には大変効果的です。

甘噛みには、犬同士の優しい対応を見習って加減を伝えつつ、興奮を煽ったりストレスを与えたりしないように気をつけましょう。

文責:山村 香織

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