動物病院での待ち方について

IMG_5161

犬たちにとって、動物病院は注射などの痛いことをされたり、体を色々触られたりする怖いところではないでしょうか。

 

 

多くの犬猫たちは病院が苦手だと思います。病院に行くとわかると車の中で絶叫したり、プルプルと震えたりしてとても緊張している犬たちも多いと思います。

 

 

そんな中でほかの犬や知らない人がいる待合室で診察の順番を待つというのはさらに緊張と恐怖がどんどん増していきます。

 

 

待合室が緊張するときは、お外で待っていたり、車の中で待っていたりしてもいいと思います。携帯電話をもっていたら、看護師さんに順番がきたことを電話で教えてもらうこともできます。外や車の中だとほかの犬猫や彼らと一緒にいる人間を見て興奮することもないのでおすすめです。

 

 

最初に獣医さんと看護師さんにお願いをして、順番が来るまで車の中に待機して、診察の順番が来て名前が呼ばれてから診察室に連れていくようにすると、怖さや緊張が少し緩和できるので是非試してみてください。

 

 

特に人が怖かったり、近づかれるのが怖かったりする犬の場合、看護師さんが迎えにきたり、ドアの開け閉めをしてあげようとドアのところに立っていたり、ほかのお客さんが前方に立っていると怖がってしまうため、ドアから診察室の入口までの通路に誰もいないように確保してもらい、スムーズに診察室に辿りつくようにしてもらうと安全です。

 

 

看護師さんには名前を呼んでもらったら、診察室のドアをフルオープンにしてもらい、通路を確保したら、看護師さんと獣医さんには診察室の一番奥で待っててもらうようにお願いするとより安心して診察台までたどりつけます。

 

 

そうしてもらうことで、スムーズに診察室に入ることができ、獣医さんの診察も過度に興奮した状態や怖がっている状態で受けることが少なくなります。

 

 

診察室に入るまでに時間はかかってしまいますが、ほかのお客さんに遠慮してズルズルと急いで引きずっていかずに時間をかけてゆっくり診察室に入ってください。そのときちょっと会釈をするといいと思います。みんな犬や猫と暮らしている人たちです。犬や猫の怖くて緊張する犬の気持ちを分かって待っていてくれると思います。

 

 

このようなことは、最初の診察の時に、あらかじめ人間だけで病院を訪ね、こういう対応をしてもらいないかとお願いしておくといいでしょう。また、このような対応を快く了承してくれる病院をかかりつけ医にすると病院にいく負担が軽減されます。

 

 

キャリーバックやスリングに入っていたほうがいいのか、抱っこして診察室へ行くほうがいいのか、それともゆっくり歩いて診察室へいくほうがいいのかは、犬の大きさにもよりますが、一番犬たちにとって受け入れやすい方法を考えてみてください。

 

 

病院が苦手だ!という犬はたくさんいるのではないかと思います。一番いいのは病院が好きになることですが、それはなかなか難しい・・・。おやつがもらえたとしてもそれよりも嫌なことが多いです。痛いことが待っているし、高い台に乗らないといけないし、何があるかわからないし・・・。犬や猫たちはもう緊張と怖さでドキドキしていると思います。

 

 

他の人の迷惑にならないように、病院の待合室で「ちゃんと座りなさい」と犬に何度も声をかける人をよく見かけます。その犬の顔をみると、もう緊張と不安でたまらないという表情をしています。また別の子はピーピーと鼻鳴きをし、落ち着かない様子でソワソワウロウロ。一緒にいる人間は「もうウロウロしないで」と言い、リードをグイッと引きます。こういう光景をよく見かけます。

 

 

動物病院の待合室でオスワリをしたり、落ち着いて待っていたりしなくてもいいのです。犬たちは不安と緊張でそれどころではないのですから。

 

 

リードを少し短めに持って他の犬に近づかないようにしておけば、ソワソワしてもいいだろうし、オスワリしてなくてもどんな格好でもよいから、それよりも犬たちの気持ちに目を向けるようにしましょう。そして、「緊張するね。今日は注射があるからちょっと頑張ってね」と励ましてあげてください。

 

 

どうしたら負担が少しでも減るかなという視点で工夫をして、動物病院に行くようにしてみたら、犬猫たちはうれしいだろうと思います。

 

 

PONOPONO無料メールレター

最新情報やノウハウ等、ブログではお伝えできないお話を毎週お届けしています。
無料ですのでぜひご購読ください。


記事カテゴリ

スポンサードリンク