「犬と暮らしたい」
そう思ったとき、まず考えるのが、「どこから迎えるか」ではないでしょうか。
今は、犬を迎える方法がたくさんあります。
- ペットショップで出会う
- ブリーダーから迎える
- 保護団体や愛護センターから譲り受ける
- 里親募集サイトで探す
- 知人や家族から譲り受ける
- 迷子や捨て犬を保護して、そのまま家族になる
どの方法にも、それぞれ特徴があります。
でも、「かわいい」「条件に合う」「近いから」「すぐ迎えられそう」という理由だけで決めてしまうと、あとから後悔することがあります。
犬を迎えるというのは、ただ「犬を手に入れる」ことではありません。
その犬がどこで生まれ、どんな環境で育ち、どんな経験をしてきたのか。そして、その犬と自分が本当に無理なく暮らしていけるのかを考えることです。
犬を迎える方法によって、犬が置かれてきた背景や、起こりやすい問題は大きく違います。
まず考えたいのは、「どんな犬と暮らしたいか」ではなく、「どんな暮らしができるか」
犬を探し始めると、つい、
- 小さい犬がいい
- この犬種が好き
- 子犬がかわいい
- 人懐っこい子がいい
と、“迎えたい犬”の条件から考えてしまいます。
でも、本当に大切なのは、自分がどんな暮らしをできるかです。
- 長時間の留守番はないか
- 静かな環境か、人や音の多い環境か
- 小さな子どもや先住犬はいるか
- 毎日、犬に合わせて生活を変えられるか
- 犬が不安やストレスを感じたときに、寄り添えるか
犬にはそれぞれ性格や苦手なことがあります。どんなにかわいくても、自分の暮らしと合っていなければ、犬にも人にも負担になってしまいます。
犬を迎える前に、まずは「自分はどんな犬となら、お互いに無理なく暮らせるだろう」と考えてみてください。
犬との相性については、以下の記事で詳しくまとめています。

どこから迎えるかで、犬の背景は大きく違う
犬は、どこから迎えるかによって、育ってきた環境も、人との関わり方も違います。
たとえば、ペットショップの子犬は、とても小さいうちに親やきょうだいから離され、狭いケースの中で過ごしてます。
ブリーダーから迎える犬も、どんな環境で育てられているかは本当にさまざまで、たくさんの犬を繁殖させることを優先していることも見受けられます。
保護犬は、捨てられたり、迷子になったり、家庭でうまく暮らせなかったりして、人や環境に不安を抱えていることがあります。
里親募集サイトには、事情があって手放される犬もいれば、繁殖犬や保護犬が掲載されていることもあります。
どの犬にも、それぞれの過去があります。
だから、「どこから迎えるか」を考えることは、「その犬がどんな経験をしてきたのか」を知ろうとすることでもあります。
迎え方によって、気をつけたいことも違う
たとえば、
- ペットショップなら、衝動的に迎えてしまいやすい
- ブリーダーなら、どんな人がどんな環境で犬を育てているかを見る必要がある
- 保護犬なら、その犬の不安や過去を理解する必要がある
- 里親募集サイトなら、情報だけで決めず、実際に会うことが大切
など、それぞれに気をつけたいことがあります。
「保護犬なら安心」「ブリーダーなら大丈夫」「ペットショップは全部同じ」と、簡単に決められるものではありません。
大切なのは、その犬がどんな場所で、どんなふうに暮らしていたのかを知り、その犬自身を見ることです。
そして、「この子となら、本当に一緒に暮らしていけそうか」を、焦らず考えることです。
迎える前に、知ってほしいこと
私たちは、犬を迎えるなら、まず保護犬という選択肢を知ってほしいと思っています。
今も、たくさんの犬が、人間の都合で手放されたり、増やされすぎたりして、新しい家族を待っています。
一方で、ペットショップや繁殖の裏側では、たくさんの命が売られ、そして「余った命」が行き場を失っている悲しい現実もあります。
ですので、私たちは、保護犬を迎える選択をしよう!と伝えています。
どこから迎えるとしても、犬に対する配慮は必ず必要になります。
人間の思い通りに動いてくれる存在ではありません。思う通りになってほしいならロボットをオススメします。
どんなことがあっても、犬の気持ちや背景に寄り添って、一緒に暮らしていこうと思えるか。
その覚悟があるかどうかが、どこから迎えるかと共に、大切なことかもしれません。
このカテゴリーでは、それぞれの迎え方について、もう少し詳しくまとめていますので、犬を迎える前にぜひひとつずつ読んでみてください。

