犬のドライフードの選び方とオススメフード

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犬のごはんにどんなものをあげていますか?真っ先に浮かぶのは、市販のドライフードではないでしょうか。たくさんのメーカーが、それぞれ多くの種類を出していますので、どれにしようかとても悩まれると思います。

 

 

ここでは、どんな点に注意して、ドライフードを選んだらいいか、また、私たちがオススメしているメーカーもご紹介したいと思います。

 

 

市販フードの選び方

市販フードには「総合栄養食」と「一般食」があります。

 

 

総合栄養食は、ペットフード公正取引協議会が犬に必要な栄養基準を満たしていると認めたフードで、一般食はこの基準を満たしていないフードです。毎日食べる主食には、必ず「総合栄養食」を選びます。

 

 

原材料をよく確認しましょう

もちろん、総合栄養食なら何でもいいわけではありません。まずはどんな原材料が使われているかを見てみましょう。原材料は使用量が多いものから順に記載されています。とくに注意してチェックしたいポイントをみていきましょう。

 

 

肉副産物

肉副産物というのは、動物の内臓や骨、血液などのことです。腸の中に残っている糞便は製造過程で取り除くには手間がかかるので、フードによってはそのまま入っていることがあります。

 

 

○○肉と書いてある場合には、人間の食品基準に不合格になった肉(病死した動物の肉など)を使用していることが多いと言われています。そうでない場合は、人間用食材使用などと記載してあるので、注意して見てみましょう。

 

 

トウモロコシ、大豆など

トウモロコシ、トウモロコシ紛、コーンミール、大豆、大豆ミールなどは、いずれも搾りかす(油を絞ったかすなど)を使用していることが多く、消化が非常によくありません。

 

 

とくにトウモロコシ関連食材は、感情を安定させる作用があるセロトニンレベルを低下させるので、避けたほうがいいでしょう。

 

 

添加物

BHAやエトキシキンは抗酸化剤として添加されますが、発がん性など健康上の問題が指摘されています。赤色○号、青色○号などというのは着色料で、犬に必要ないだけでなく、安全性が疑問視されています。

 

 

また、アレルギーには腸内細菌が関係します。正常な腸内細菌が正常な免疫力を発達させ、アレルギー反応を押さえるので、殺菌作用のある保存料を避け、腸内細菌を増やすオリゴ糖を含む野菜類なども少しあげるといいです。

 

 

以上のポイントをみて、お値段は張りますが、できれば人間の食品基準に合格した食材を使用し、危険な抗酸化剤や着色料などの合成添加物、コーンや大豆などを使用していないフードを選ぶようにするといいでしょう。

 

 

なるべく小分けのものを買おう

ドライフードの場合、パッケージを開封したときに、油臭いにおいがすることがあります。そういうフードはやめましょう。

 

 

また、1ヶ月程度で食べきれる量を買うとともに、できれば冷蔵庫で保存しましょう。2ヶ月も3ヶ月も置いてしまうと、酸化してしまうため、下痢になったり皮膚状態が悪化したりしますので、注意が必要です。

 

 

ベジタリアンフードのすすめ

噛みつきや分離ストレスがある犬は、脳内セロトニンを増やすために、たんぱく質が低めのベジタリアン食を試してみてください。ベジタリアン食は、皮膚疾患がある犬にも有効です。

 

 

また、ナチュラルバランスとヤラー、アルモネイチャーは、動物実験をしておらず、ヤラーはオーガニックです。是非、そんな観点からもみてみましょう。

 

 

ドライフードは手軽に栄養バランスをとることができます。しかし、中には粗悪なフードもありますので、よく確認して選ぶことが重要です。

 

 

また、いくら良質のドライフードを選んでも、それだけでは犬の食事の楽しみは半減します。ぜひ、手作りごはんも混ぜてあげましょう。

 

 

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