咬傷事故につながる繋ぎ飼いはやめよう

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犬を迎えたら、どのように犬に過ごしてもらおうと考えますか?

小型犬は、室内飼いが定着していますが、中型犬や大型犬は、外に繋いで飼われているケースがまだまだあります。

 

しかし、この繋ぎ飼いによって、多くの咬傷事故が起こっているのはご存知でしょうか。

 

繫ぎ飼いは、犬に多大なストレスを与えます。自分が1日繋がれていることを想像してみると分かりやすいです。

 

外で繋がれていたら、

強い風雨や陽射しなどをしのぐことができません。

怖い音や気配を感じたり、苦手な人がきたりしても、逃げ隠れすることができません。

常に危険や不安にさらされている状態です。

自由に身動きがとれないなんて、耐えられるでしょうか。

 

このようなストレスが蓄積することで、些細な刺激でも過剰に反応するようになり、吠え続けたり咬傷事故が起こったりするようになります。

 

ニュースになるほどの咬傷事故は、犬が相当なストレスを日頃から受けていたと考えられます。繫ぎ飼いという逃げ場のない状態に加え、犬が嫌がっているのに気持ちを無視して体を触ったり声をかけたりすることで、犬を嚙みつきにまで追い詰めます。

 

このような事故が起こると、やはり犬は何をするか分からないから、しつけやトレーニングをしなければならないという意見があがります。

 

しかし、しつけやトレーニングでは、何の問題も解決しません。

 

原因は、飼い主が与えた生活環境や接し方によるストレスだからです。

 

私たち人間も、ストレスいっぱいでイライラしたりパニックになったりすることがあります。そんな時に、しつけと称して暴力をされたり怒られたり、罰を与えられたりしても、問題は解決しません。解決しないどころか、更にストレスを受け、状態が悪化することは容易に想像がつきます。

 

ストレスの原因になっている、生活環境を見直して、リラックスして過ごせるように配慮することが何より重要です。

 

咬傷事故により、犬を危険な動物、人間が管理しないといけない動物と考えるのではなく、同じ家族として、いかに気持ちよく過ごしてもらえるかを考えましょう。

 

動物福祉の考えが進んでいるスウェーデンでは、繫ぎ飼いは「虐待」とされ、法律で禁止されています。

犬は繫ぎ飼いではなく、人間と一緒に室内で、ケージなどは使わず自由に暮らしてもらいましょう。

 

文責:山村 香織

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