犬との遊び方 ~運動を兼ねた激しい遊びが必要?~

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犬と遊ぶというと、どんなことを思い浮かべますか?

 

 

ボールやディスクなどを投げて持ってこさせたり、追いかけっこしたりなどでしょうか。運動にもなるし、楽しそうに走り回っているから、そういった遊びが必要と思っている方が多いかもしれません。

 

 

でも、写真を撮ってみると、口の端っこに皺を寄せ、きつい目をしていませんか?これをストレススマイルと呼んでいます。実は、犬は興奮しているのであって、楽しんでいるわけではないのです。

 

 

ボール投げや追いかけっこは、人間が主導でおこないます。犬は付き合いがいいので、人間の誘いに乗ってくれますが、必ずしも犬が望んでいることではないかもしれません。

 

 

ラブラドールやセッターなどの猟犬や、ボーダーコリーなど、一般的に運動が必要と考えられている犬も、人間がわざわざ走るように仕向けなければ走らないのです。

 

 

あえて走って運動させないからといって、筋力が衰えたり、ストレスがたまったりはしません。むしろ走らせすぎると足腰を痛めますし、老化を早めることにもつながるのです。

 

 

では、犬は本来、どういう遊びをするのでしょうか。犬は、人間があれこれさせようとしなくても、自分で遊びを考えられますし、バリエーションもとても豊富なのです。

 

 

水の中に口を突っ込んで、息を吐いてぶくぶく泡を出したり、藻の類を引きずりまわしたり、穴を掘ったり、狩りの真似をしたり、おいしそうなドングリやいいにおいのする骨などを探したり、噛み心地のいい枝を持ち帰ったり…。

 

 

人間が同じようにするのはちょっと難しい事もありますが、自分もいっしょに穴を掘ってみたり、犬が好きそうな物を探したりすると、いっしょに楽しめます。

 

 

人間好みの遊びを押し付けるのではなく、犬好みの遊びに参加させてもらうようにすると、犬も喜びます。それに、わたしたちも、犬の世界を教えてもらえて楽しいですよ。

 

 

今度、犬がどんな遊びをしているか、庭にいるときや散歩のときに観察してみてください。

 

 

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