皆さんは、動物病院をどのように選んでいますか?
ここでは、私達が考える安心できる良い病院を選ぶためのポイントを4つ、ご紹介いたします。
当たり前ですが、犬は言葉が話せませんので、どうして病院へ連れてこられたのか、何をされるのかが分からず、不安でいっぱいなはずです。
そんな時、急に治療をはじめる、無理におさえる・触る、嫌がっていても治療を続けるなどの対応をされると、恐怖は増すばかりです。
「ちょっと触らせてね?」などと優しく声をかけて犬の様子をうかがいながら、極力ストレスがかからないように、必要な処置を素早く的確にしてくださる獣医さんだと安心です。
犬の調子が良くないと、私たち人間側も不安でいっぱいになりますよね。
そんな時に、どんな病気なのか、どんな治療法があるのか、今後どんなことに気をつけたらいいのかなど、丁寧に説明してもらえるかはどうかはとても重要です。
質問することに対して面倒くさがらずに、また、意見を押しつけたりせずに、話をしてくれる獣医さんだと安心です。
治療の方法は、いくつか選択肢があることも多いです。
例えば、薬が必要な場合に、塗り薬、飲み薬、注射など、考えられる選択肢を全て出して、その犬にとって負担の少ない方法を一緒に考えてくれる獣医さんはとても親切だと思います。
獣医さんが一方的に判断して決めるのではなく、犬の同居人に提案をして一緒に決めていけることが重要です。
また、老犬や病気を抱えている犬などの場合、狂犬病や混合ワクチンの接種などがリスクになる可能性があれば免除するなど、それぞれの犬の状態に合わせた判断をしてもらえると安心です。
これから処置をするという時に、「では、待合室でお待ちください」と言われたことはありませんか?そんな時、犬をおいて出て行きますか?
もし、そうしている方がいたら、是非そのまま処置室にいさせてもらえないか、聞いてみてください。
犬は、ただでさえ不安でいるのに、同居人がいなくなっては余計に不安になります。
犬に少しでも安心してもらうためということはもちろん、獣医さんの処置内容や処置の仕方を、説明だけではなく自ら確認しておくことも重要です。良かれと思って別の治療や処置などをされてしまい、それが犬の負担につながることも起こり得るからです。
また、同居人なら落ち着いていられる場合は、保体を看護師さんに代わってさせて頂くのもいいでしょう。
ただ、逆に同居人が目の前にいると落ち着かない犬や、処置室は別室になっている病院もありますね。
その場合は、処置の仕方などでお願いしたいことを事前に伝えておいたり、通院の前後に心のケアをしっかり行ったりして、なるべく安心してもらえるよう努めましょう。
以上が、安心できる動物病院の選び方のポイントでした。
これらを踏まえて動物病院を選ぶには、私たち人間側も、病院任せにしないことが大切になってきます。
犬の健康維持と安心のために、獣医さんと一緒に考えていける病院を選びましょう!
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