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  • どこから犬を迎える?ー迎える前に知ってほしいこと

    どこから犬を迎える?ー迎える前に知ってほしいこと

    犬を飼いたい!犬と暮らしたい!と思った時に、どこから迎えようと考えますか?

     

     

    大きくわけて、次のような方法があります。

     

     

    犬を迎える方法

    • ・ペットショップから購入する
    • ・ブリーダーから購入する
    • ・里親募集サイトで探して応募する
    • ・捨て犬を拾う
    • ・友人から譲り受ける
    • ・保護団体や愛護センターから譲り受ける

     

     

    犬に出会う機会として最も多いのは、ペットショップでしょう。たくさんの小さな子犬がいて目が合ったり抱っこしたりすれば、あまりの可愛さに、つい衝動的に飼いたくなるかもしれません。

     

     

    里親募集サイトでは、自宅にいながらもたくさんの犬をチェックして、条件を比較しながら選べます。忙しい自分には都合がいいなぁ!と即決したくなるかもしれません。

     

     

    でもちょっと待ってください!

     

     

    あなたに知ってほしいことがあるのです。

     

     

    それは、「犬がどのようにして生まれ育ち、どこからどのようにして来たか」についてです。
    実は私も、ペットショップから犬を迎えました。しかし、様々な事実を知るうちに、無知であったことを後悔することになるのです。

     

     

    この犬を迎えるのカテゴリーでは、事前に知って頂きたいことや、さまざまな問題点についてのせていますので、是非目を通してみてくださいね。

     

     

  • ペットショップから犬を買うということ

    ペットショップから犬を買うということ

    あなたは、家族をお金で買いますか?

     

    私は、買ってしまいました。

     

    ペットショップは、一番手軽に犬を迎えられる手段です。しかし、今、日本のペットショップが、どのような構造になっているかご存知でしょうか。私は愛犬を迎えた後に、それを知って、愕然とし、ペットショップから迎えたことを猛省したのです。

     

    その構造について、少し説明します。

     

    まず、どんなところでどのように産まれるのでしょうか・・1軒のブリーダーで、雄犬・雌犬の両親が、愛の結晶として産まれた子犬達と一緒に暮らす・・そんな光景を想像するかもしれません。

     

    しかし実際には、ほとんどが「パピーミル」と呼ばれる子犬繁殖工場で、強制的に生産されるのです。

     

    そうではないブリーダーもいますが、ごく少数派です。年間何万頭も仕入れるショップが、そのようなブリーダーと取引をするのは実際不可能です。

     

    パピーミルで、大量生産された犬は、ペットオークションと呼ばれる犬猫の競り市に「商品」として出されます。ペットショップは、そこから大量に仕入れるのです。

     

    オークション会場は全国に約20あり、1箇所で1日約300~1000の子犬が取引されています。

     

    この時、犬はわずか生後36日~40日ほどです。犬の社会化にとって大事なこの時期に親元から離されることで、他の犬とのコミュニケーションを学ぶ機会を失うだけでなく、精神的なストレスや不安を与えてしまうことになるのです。

     

    それが、噛みつきや家具の破壊などのストレス行動に繋がっていくのです。また、脳組織と神経細胞がもっとも活発に形成される時期に、ショップのケースに閉じ込められることは、脳の成長を妨げることになりなるのです。

     

    パピーミルは、2.3段に積み上げられた金網のケージがあり、金網の下にはトレーをおき、そこから糞尿の掃除ができるような環境です。つまり、犬がそこから出なくて済むようになっているのです。怪我などをしても、十分なケアをされないこともあります。更に繁殖に使われる雌犬は、そこからでることなく、一生を終えることになるのです。

     

    いかがでしょうか。テレビで見る可愛い子犬から、想像できますか?

     

    このように、決して優しいとは言えない繁殖がなされてる犬を、迎えたいと思いますか。

     

    ペットショップから犬を買うということは、このような非倫理的なことが行われていることを助長することになるのです。

     

    だから、保護団体や動物愛護センターなどから迎えることが、「犬に優しい」選択だと思います。

     

     

     

  • 犬の噛みつきはどうしたらなおる?

    犬の噛みつきはどうしたらなおる?

    子犬が甘噛みする。

    遊んでいるうちに興奮して噛みつく。

    本気で噛んでくる。

     

     

    このページに辿り着いた方は、愛犬のそんな噛みつきにとても頭を悩ませているのではないかと思います。

     

     

    どうしたら噛みつきがなおるんだろうと考え、怖い声で「ダメ!」と叱ってみたり、マズルを掴んで睨みつけたり、噛んだ指を喉に突っ込んだり・・・いろんなことを試したけど、なかなかなおらないどころか、悪化してしまったなんて声もよく聞きます。

     

     

    では、噛んできたときの、犬の気持ちを想像してみたことはありますか?

     

     

    巷では、「犬が人間より偉いと思っているから攻撃してくる」という情報もあります。しかし、実は、人間が何気なく行っていることが、犬にとっては非常に苦痛で、それが原因で噛みつきに発展しているということが非常に多いのです。

     

     

    落ち着かない環境で、イライラモヤモヤして気持ちを抑えきれなかったり興奮したりして噛みつく・・嫌なことをされて、「怖いよ!やめてよ!」というメッセージとして噛みつく・・このような状態です。

     

     

    安心して穏やかに過ごしている犬は、通常、攻撃的に噛むようなことはなく、それが起こっているということは、非常事態であると考えましょう。

     

     

    では、一体どうしたらいいのでしょうか。

    実は、テクニックのようなものは何も必要ないのです!

     

     

    暴力で対処しようとしても、犬は余計に興奮したり、恐怖を感じたり、身を守ろうと必死になったりするだけです。このようなことは決してしないようにしましょう。

     

     

    犬が安心していられるよう、人間側がなるべくゆっくり静かに落ち着いて生活したり、犬が嫌がることはしないように十分気を付けたりすることで、噛みつきは徐々に減っていくのです。

     

     

    つまり、同じ家族の一員として、犬の気持ちに配慮し、常に優しさと思いやりをもって接するということが、何より重要なのです。

     

     

    自分がされて嫌なことはしないのはもちろん、犬目線で何が嫌なことなのかを常に意識したいですね。

     

     

    基本的な考え方は、上記のとおりですが、噛みつきの種類にわけて具体的に説明していきたいと思いますので、以下をご参考にしてみてください。

     

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  • ブリーダーから犬を購入するということ

    ブリーダーから犬を購入するということ

    「ブリーダー」とは、犬を人間の手で繁殖させる人々のことをさします。

     

    日本では、純血種の小型犬が特に人気です。一般社団法人ジャパンケネルクラブによると、犬種別の登録数は、1位:トイプードル、2位:チワワ、3位:ミニチュアダックスフンドだそうです。(2014年データ)

     

    とっても可愛いですよね。小さくて目がクリクリの守ってあげた雰囲気にひかれ、私もチワワを迎えました。

     

    しかし、うちのチワワは、頭蓋骨に穴があいています。泉門開口(せんもんかいこう)といって、ペコと呼ばれています。将来的に水頭症という、命にかかわる病気になる可能性があります。

     

    ペットショップの店員さんには、「チワワでは多い症状。成長するうちに塞がることもある。」と聞きました。うちのチワワは「小ペコ」でしたが、「中ペコ」と書いてあるチワワもいました。どうしてもチワワを飼いたかった私は、「小ペコ」ならいいか・・と深く考えることをセーブしました。

     

    泉門開口は遺伝病の一つなのです。

     

    犬の遺伝病は、約500種類もあるといわれ、罹患率はに人間よりはるかに高いそうです。チワワの泉門開口の他、ラブラドールレトリーバーは関節と目の病気。スプリンガー・スパニエルは酸素欠乏症。ウェスティのアレルギーなど・・。

     

    なぜ、人間よりも遺伝病が多いのでしょうか。遺伝学者は、その原因を近親交配にあるとしています。

     

    純血種を維持するには、当然ながら同じ犬種で交配することになり、その結果、近親交配が非常に多くなっているのです。これは、人間が好む「外見」を維持するためでもあります。「外見」とは、顔の可愛らしさはもちろんですが、人間が決めたその犬種の良しとする姿形の「標準」です。

     

    信じられないかもしれませんが、親子や兄弟での繁殖が行われているのです。人間だったらどうでしょう・・

     

    このようにして作られた犬たちは、長きにわたり、健康で幸せに暮らしていけるでしょうか。

     

    人間が作った「標準」によって、特定の遺伝性疾患だけでなく、ガンなどの病気にもなりやすく、走ったり呼吸したりという日常生活にまで影響を与えてしまうことまであるのです。

     

    ブリーダーから犬を購入することは、このように、犬が健康を害し苦しむことを助長することにもなりかねません。
    これ以上、苦しむ犬が増えないように、保護団体や動物愛護センターなどから迎えることが、「犬に優しい」選択といえるのではないでしょうか。

     

     

  • 里親募集サイトで犬を探すということ

    里親募集サイトで犬を探すということ

    犬と暮らしたいと思ったら、是非、行き先を失ってしまい、不安で悲しい想いをしている犬を迎えてほしいなと思います。

     

    では、どのようにして出会うのか…その一つが、里親募集サイトです。

     

    サイトには、多くの犬が登録されていますが、その中から、どのようにして選びますか?最初は、見た目の可愛さをチェックするかもしれません。しかし、1つ1つを見ていくうちに、あなたの気持ちが変わっていくかもしれません。

     

    里親を募集している理由や背景は様々ですが、大きく分けて次のようなケースがあります。

     

    1.引越し、妊娠、体調不良、先住犬との相性が悪い等などの理由で手放される犬
    2.ブリーダーではなく、個人で飼っている犬が産んだ子犬
    3.愛護団体や保護団体、個人が保健所やブリーダー、繁殖所から保護/レスキューした犬

     

    1の同居人の都合のケースは、手放す理由について「家庭の事情」としか書いていないどころか、全く書いていないものまであります。書いてあっても、「身勝手」と言わざるを得ないものが多くあると感じます。避妊去勢手術やワクチン接種をさせていないケースもあり、それまでの責任も果たしていないと言えるものもみられ、問題です。

     

    このようなケースに応募することは、「命を簡単にお金で買い、都合が悪くなれば、捨てたり譲ったりすればいいんだ」という安易な考えが簡単に通ってしまうというメッセージを与えかねません。そして、里親が見つかれば、また同じことを繰り返す可能性がないとは言えません。
    手放す理由や、避妊去勢やワクチンの有無、その他、書いてある犬の特徴や性格などから、現在の同居人の状況やスタンスについて見極める必要があると言えるでしょう。その上で、応募するかどうかの判断をしましょう。

     

    2の個人で飼っている犬が産んだ子犬のケースはどうでしょうか。このケースは、次の2つにわけられます。1つは、避妊去勢をしなかったがために、妊娠してしまった妊娠させてしまったというケース。もう1つは、うちの子に子孫を残したいなどの理由で、ブリーダーに頼んで繁殖させるケース。

     

    いずれも、自分の自宅で育てられないのに、避妊去勢をせず、妊娠する妊娠させるというのは、とても無責任なことだと言えます。妊娠・出産は、非常にリスクがあり、命をかけるといってもいい、大変なことなのです。特に超小型犬では、死産はよくありますし、自分も死んでしまうことがあるほど過酷です。人間の出産もとても大変ですから、想像がしやすいでしょう。

     

    犬は妊娠・出産を望んでいるでしょうか。人間の希望で繁殖させられる場合、人間が決めた相手と人間が決めたタイミングで実施させれるのです。犬の気持ちを尊重していると言えるでしょうか。

     

    また、殺処分されている犬が多くいる中、新しい命を人為的に産み出すことは、できれば避けたいところです。

     

    子犬はコロコロしていて可愛いので、つい目がいってしまうかもしれません。しかし、「子犬の募集をかければすぐに里親が見つかるし、子どもができても困らない」と思われてしまわないよう、安易に応募するのはさけましょう。

     

    最後に、3の保護団体などによって保護された犬のケース。保護された犬は、既に行き場を失い、傷つき不安になっている犬ですから、なるべく早く里親さんと出会ってもらいたいです。しかし、保護された犬ならどんな犬でもいいというわけではありません。
    保護された団体・個人が、しっかりと飼育歴を把握し、誠意をもって事実を開示しているかを確認し、その上で、迎えることができるかを判断しなければなりません。

     

    例えば、病気があればそれを正直に開示しているでしょうか。病気があれば、当然医療費がかかります。その医療費を払い、一緒に暮らしていけるかどうかを事前に確認する必要があります。

     

    また、人間にとっての問題行動があれば、それも事前に開示してほしい内容です。それは、問題行動がある犬を迎えないためではなく、それを知った上で、犬と暮らしていけるかを確認するためです。私たちは、噛みつきや家具の破壊など、一般に「問題行動」と言われているものは、人間側の接し方によって、変わっていくと考えています。
    人間にとって都合の良い情報だけではなく、気を付けたり配慮したりすべき情報についても開示されているか確認しましょう。

     

    ここまで、里親に応募する側からの視点で書きましたが、募集している方からは、あなたが里親として適正かどうかも見られることを認識しておきましょう。アンケートやヒアリングが必要なこともありますが、必ず正直に答えるよう、お願いしたいと思います。
    嘘をついたり何か隠したりして里親になっても、その犬だけではなく、あなたも不幸になりかねないからです。

     

    里親募集サイトは、家に居ながらにして、犬を探すことができる大変便利な方法です。しかし、ネット上では、いくらでも嘘や誇張を書くことができてしまいます。サイトの情報だけで即決せずに、必ず直接会いにいき、その犬がどのような状態か、どのような性格か、そして一緒に暮らしていけそうかなどを、よく確認した上で判断しましょう。

     

    一度辛い想いをした犬が、また同じような想いをしないように・・・